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いまの子どもたちにとって情報処理技術は、将来確実に必要となるスキルです。パソコンの技術は既に、どの業界でも高く評価される基本スキルとなっています。逆に、情報処理が苦手だと就職活動でも風当たりは冷たく、たとえ就職できても仕事の幅が制限され、パソコンを使う仕事は危険すぎて任せてもらえません。今後はさらに顕著に、情報技術に強い人材とそうでない人材の差(デジタルデバイド)が広がっていきます。
ところが、パソコンを壊されると困る、あるいは教育に悪影響があるという理由で、子どもたちにパソコンを触らせない親御さんが多くいらっしゃるのが現状です。店長が子どもの頃(15年ほど前)、ファミコンをさせてくれない家庭に育った子は友達の輪に入れず、寂しい思いをしていた事を覚えています。今の子どもたちの場合、普段からPCやインターネットを制限されていると、やはり友達の輪に入れず話題についていけません。そのままだと学生生活を終えて人生これからというときに、目の前から就職の選択肢がほとんど消えていることに気付きます。これではあまりにも悲惨です。
既に現代は学歴神話が崩壊しており、学歴は努力できる奴かどうかの指標の一つでしかありません。子どもたちを学習塾に通わせる事が一種のステータスとなっているようですが、そうではなく、家庭でパソコンを積極的に使わせてあげることが、子どもたちの将来にとってより効果的だと考えています。禁止したところで子どもは隠れてするようになるだけですから、親は子どもに追い越されないように知識を身に付け、正しいパソコンの使い方を教える方が現実的です。
アイループではこういったIT化の必要性を認識し、開店当初より「インターネット体験コーナー」を設置しております(現在2台)。無料で使えるインターネット端末で、わからないことは店長に聞けばすぐ解決しますし、もしおかしな画面が出ても故障しても店長が修理できるため、非常に自由度の高いオモチャと化しています。毎日のように近所の子どもたちが遊びに来ては、ゲームやインターネットをして楽しんでいます。大阪はもちろん、全国どこを探しても見つからないような子どもたちが安心して遊びに来る中古パソコン屋さんを目指して、日々いろいろと試行錯誤を繰り返しています。
アイループは地球温暖化を防ぐプロジェクトチャレンジ25キャンペーンに参加しても、業者としてのイメージアップにつながるとは思えません。中途半端な環境保護アピールは無意味であり、むしろ子どもたちのIT育成を促すことで社会貢献を行います。